martes, 3 de marzo de 2009

Teobaldo Power

2月27日


今日はカナリア諸島の弦楽四重奏楽団テオバルド・パワーのリサイタルがありました。

 

個人的にはあまりクラシックのコンサート、特に室内楽を聴きに行ったりしないのですが、初めてまじかで演奏を聴き、とっても良かったです。


 コンサートは、全てカナリアス諸島出身の作曲家による作品のみで構成。つまり、クラシック素人の私には知らない曲ばかり。それなのに、引き込まれて、あっという間のリサイタルでした。

 

今回初めて、弦楽器を弓なしで弾く奏法も拝見しました。チェロの人などは、細長い風船を持ち出し、その風船をぎりぎりと触り、不思議な音をたてて、それが他の3人のピッキング奏法(?)と相まって摩訶不思議な、でもとっても楽しい曲の披露もありました。

 

で、本当に個人的な意見なのですが、チェロの女性の格好良かったこと!次に生まれてくるときは、なにか楽器が出来る人になりたいと、切に思いました。

 

今回のコンサートはツアーの一環で、カナリアス諸島自治政府による文化プログラム『SEPTENIO』の助成で実現いたしました。東京に来る前にNY、そして北京で演奏をして、東京がトリを務めるというツアーでした。こうやって地元の文化、この場合はカナリアス諸島の文化を世界に広めようというカナリアス諸島自治政府の心意気にも感銘を受けました。文化に対する価値の置き方というものを、再度考えさせらる機会ともなりました。


 今日は朝には雪も降り、悪い天気でしたが多くの方にご来場いただき、それにも感謝です。


 メンバーに「東京の冬はたいてい、晴れていて、気持ちがいいのに残念ね。」と声をかけたところ「カナリアスでは雪なんか見られないからラッキーだよ!」とポジティブなお返事をいただきました。とても人懐こい、気さくな音楽家たちでした。

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